Nara 奈良

不退寺、法華寺興福寺東大寺奈良国立博物館へ行きました。不退寺は、とても小さなお寺ですが、よかったです。近くに5世紀頃の平塚古墳があり、不退寺も、古墳の上に建っているとか。
法華寺には、昭和天皇今上天皇皇后お手植えの松が、立札と共に目立つところにありました。ところが、東宮両殿下のお手植え松はありませんでした。宝物殿の手前の目立たない場所に、秋篠宮両殿下お手植えの紅葉がありました。かねてから、東宮家のみ、石清水八幡宮、京都伏見稲荷神社、靖国神社に寄進をされていないという指摘を読んでいましたが、おおー、噂でなく本当だったのね、と思いました。天皇陛下は御下賜、他の宮家は神饌料 金壹封というのだそうです。本堂には、愛らしい聖徳太子2歳像3歳像がありました。皇室の16枚花弁の白菊の最中が、あちこちの仏像前にお供えされていました。天皇皇后両陛下からのお布施も、十一面観音像前にお供えしてありました。光明皇后ゆかりのお寺だと、先の不退寺とは全く違います。拝観料もびっくりのお値段でした。寺の庭に赤い鳥居があって、神仏混合というのか、不思議な感じでした。小さなキツネさんは、法華寺庭に。
興福寺の阿修羅像も見てきました。思っていたよりもずっと小柄でした。153cmの身長とか。信仰が盤石な像は岩の上に立ち、阿修羅は信仰が未熟なので、州浜の上に立っているというのが興味深い表現の仕方でした。他にも見とれるような気品ある仏像に宝物館で出会いました。仏像三昧でお腹いっぱい。