オーバーコートの直し

2年前レトロな感じに惹かれて購入してしまった11号のコート。その後10キロほどやせたせいもあり、ぶかぶかになって、更に、軽いはずが重くて着られなくなってしまった。なんともったいない。そこでロングコートの丈を、まずマジックで印をつけて、25cmくらいカット。裏地は全部取って捨てました。袖口も長すぎたのでカット。ポケットも取ってポイ。

その後、どうやって直すか数か月夏の間ほっぽらかして置いたところ、急に寒くなってきたので、やる気が出てきました。襟が大きすぎて重いし、脱げてくるので、襟の内側から4cmほど襟に沿って手縫いで縫込み、外側をカット。これで何グラム軽くなったかしら。

それからポケットがあったところが開いているから、閉じました。袖口は折ってまつりました。このコートは大きなスナップがダブルに2つ内側でとめるタイプでした。その位置を、8.7mm奥に変えました。コートがまるまるダブル、巻きスカートのようにダブルに巻く感じになっています。今までの幅だと、ちょっと脱げそうなほどだったので。しっかりコートが巻けると暖かいです。

裾を縫い上げの仕付け糸をかけました。これでほぼおしまい。まつるキャメルの糸がなくなったので、今日完成できなかった。はぁ〜直しに出したらこれで8千円くらいになってしまうところです。自分でできたことに満足。写真ではお直し後のが角っぽい襟になっていますが、着ると、ちゃんとお直し前のように、丸っぽくなります。トルソーではないから、写真も撮りにくいです。前は完全に肩が襟で隠れていましたが、今は肩の袖付けが見える状態です。

残った裾部分で、ショルダーバッグを作ります。テディベアのような色なので、もこもこでかわいいと思います。内側の布をリバティプリントにすると、軽くてかわいくなると思いますが、はてどの柄にしようかしら。思案中。それを考えて迷うのも楽しいんです。